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安城産業文化公園 デンパーク

 2008年12月7日(日)
 デンパーク ロマンチッククリスマス 「高梨智子 ピアノ クラシックコンサート」
 フローラルプレイス

 
植物ばんざい!


2008年12月7日、「安城産業文化公園 デンパーク」にてコンサートをさせていただきました。

「デンパーク」は、愛知県安城市にある花と緑の公園です。
安城市はかつて「日本デンマーク」と呼ばれ、全国の農業経営のモデルとなってきました。現在はデンマークのユラン半島にあるコリング市(Kolding)の姉妹都市でもあります。

花の大温室と庭園がすごい!と、以前より噂に聞いていた「デンパーク」。
広さは13.1万uで、これはナゴヤドーム3個分だとか。
今回初めて訪れることもあり、それはそれは楽しみに、期待に胸ふくらませて行って参りましたところ。


百聞は一見に如かず。


想像以上に素晴らしい、素敵な公園でしたよ。
正直、私個人のツボにもろにはまってしまいました。
特に庭園が……!

「ロマンチックガーデン」「ファンタジーガーデン」「世界の梨園」「秘密の花園」などなど、テーマごとに整えられた庭園の素敵なこと。
中でも「ムーンライトウォーク」の
黄色に見られるような色別の展示が、非常に新鮮かつ粋に感じられました。

カラフルもいい。
でもシンプルもいい。
同色の、微妙に違う花や葉の奏でるハーモニー。


そして、何より感激したのは……これは書かずばなりますまい。



「ニワトコ」の木がありました!!



アンデルセンものコンサートの中でよくお話するデンマーク名物、デンマークではそこかしこにはえている、お花のジュースでも有名な、あの「ニワトコ」です。春ごろになると、白い小さなえもいわれぬ香りの花が咲く、あの「ニワトコ」でございますよ。
アンデルセンも、この植物にちなんだ「ニワトコおばさん」というお話を書いています。

まさか日本で「ニワトコ」に出会えるとは……
これまで一度も見たことがなかったので、日本ではめったにお目にかかれぬものと半ばあきらめていたのです。
それだけに感激もひとしお。

到着してさっそくスタッフの方に案内していただき、感動の対面を果たしました。
12月のことゆえ花も葉もない、冬の「ニワトコ」の姿を知る貴重な機会ともなりました。


庭園を案内していただきながら、公園スタッフの方々から色々なお話をうかがいましたが、何よりひしひしと感じたのは植物への深い愛情でした。
その愛情は公園内のいたるところに現れていました。
本当に植物好きにはたまりません。


コンサートを無事終えた翌日は、電車の時間ギリギリまで公園内を楽しみました。
サイトにてご紹介する予定で、いつもより多めに写真を撮って参りましたよ。


それでは、「デンパーク」の世界をどうぞ!










日本で初めて出会った「ニワトコ」の木。「花木園」にありました

これがその、「ニワトコ」の木。
真ん中の、一見枯れ木のような棒っきれの束がそうです。
次は花をつけた姿、見たいなあ。









植物1・黄色が鮮やか 植物2・ブラシノキに似ているが… 植物3・雪の結晶のよう

その他ステキな植物たち。









美女像 天使像。羽はどこかに忘れてきたもよう

ステキなのは植物だけではありません。
公園内のいたるところに、このような像やオブジェが置かれていました。










笛を吹く少年像。これ、ほしいなあ

一番のお気に入り像。
これ、いいなあ。
ほしいなあ……









キノコと少年像
誰かいる。

近づいてみると……
















キノコと少年像・アップ
少年が一人笛を吹いていました。

緑の蔦が笛に絡みついているさまは、まるで音楽が流れ出ているかのよう。




















シカの親子像

こんな親子もいましたよ。









みにくいアヒルの子 人魚姫 親指姫

親指姫 赤いくつ 裸の王様

園内いたるところにある、アンデルセン童話にちなんだオブジェ。
どれが何のお話か、わかりますか?









デンマーク風車。末広がりの外壁と、タマネギ型の頭部が特徴
デンマーク風車。
末広がりの外壁と、タマネギ型の頭部が特徴です。

高さは19m。
















総合案内施設・デンパーク館

総合案内施設・デンパーク館。
右側六角形部分の1階を、控え室として使わせていただきました。









ハートのクリスマスツリー こびとの妖精ニサ。まるくて可愛い

クリスマスシーズンならではのディスプレイ。
右側、こびとの妖精ニサ(nisse)は、デンマークのクリスマスでもおなじみです。









さて、ここからは室内、「花の大温室 フローラルプレイス」へと移ります。
面積3600uの巨大アトリウムの中に、デンマークの街並みや田舎風の民家が再現されています。もちろん花のディスプレイも見ものです。









世界最大級の自動演奏オルゴール「ポール・ラッシュ」

まず、入口入ってすぐのところにある、これ。
一見飾りのついたパイプオルガンのようにも見えます。
世界最大級の自動演奏オルゴール「ポール・ラッシュ」。

なんとオルゴールなんですね。
音量は100人編成のオーケストラに相当するとか。









そして、温室内の中央には……
あの方がいらっしゃいました。









愁いを帯びた人魚姫像

そう、人魚姫です。
デンマーク・コペンハーゲンにある本物の80%大だそうです。
手前にいるカニがなんとも可愛い。









人魚姫像2・これにて髪型と足の形がわかりました 人魚姫像3・プールサイドでくつろぐお姉さんふう

こちらの人魚姫は、360度どこからでも見ることができるのです。
本物ではこうはいかないので新鮮です。
そんなわけで、ちょっと変わった角度から激写。

右側……誰かわからないほど雰囲気が変わりますね。
ちょっと猫背ぎみにくつろいでいるようにも見えます。









雪化粧の一角

雪化粧の一角。
ここだけはピーンと空気も張りつめて。









点々と続く犬(?)の足跡
犬(?)の足跡。

どこへ続くのか……





















豪華なクリスマスツリー

豪華なクリスマスツリー。









赤ツリー 白ツリー 段々ツリー

こんなツリーもステキです。









童話館。このツリーが一般的な家庭内ツリーに近いか

童話館。
六角形の建物を見て、アンデルセンの生家を思い出しました。









このように、たっぷりと堪能しました「デンパーク」。
園内には広場や遊具、市民農園もありました。
ショップやレストランも充実の品揃えでしたよ。地ビール3種、美味しかったです!

本当に、もう少し近くにあったらなあと思わずにはいられません。


より詳しく知りたい方は、「安城産業文化公園 デンパーク」ウェブサイトへどうぞ★






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